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ソフトバンク「ペッパー」が顔認識して名前で呼びかける!5万人でテストし認識率はほぼ100%

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システム開発のロゴス(長野市)は、ソフトバンクグループのヒト型ロボット「ペッパー」向けの介護用アプリに顔認識機能などを追加した「まいにちロボレク vol3」を開発しました。高齢者の顔を自動で登録・識別し、認知症の進み具合をチェックしたり、要介護度に応じたクイズで老化の進行を抑えたりし、介護施設の従業員の負担軽減にもつなげることができます。

「ペッパー」向けの介護用アプリ

ペッパーが相手の顔をみて数秒で個人を特定し、名前で呼びかける。「5万人でテストし認識率はほぼ100%だった」(若林秀幸社長)という。計算や漢字の読み方などクイズの問題や個人のデータはクラウド上で管理。クイズは簡単に内容を変更したり追加したりできるようにするそう。

高齢者の氏名や誕生日に加えて、記憶力テストの正答率や利用回数などのデータを随時記録する。蓄積したデータは要介護度を判定する際の参考資料としても活用できるといいます。

標準語の他に京都弁、大阪弁、博多弁を話す機能も追加。高齢者がより慣れ親しんだ言葉でペッパーと会話できるようにしました。

価格は月1万8千円。アプリの利用料とは別に、ペッパーの購入・レンタル代金がかかります。17日まで東京都内で開いた介護業界の商談展に出展しました。