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りっぴさんと過ごした4012日 グループホームにやってきたあるセラピー犬との交流の物語

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歩んできた人生も、価値観もまったく違う、決して交わることのなかった人々。一匹の犬との触れ合いの中で、互いに認め合い、それぞれの人生と向きあっていく。セラピー犬、りっぴさんが一生をかけて伝えたかったメッセージの意味を知ったとき、誰もがきっとやさしくなれる―。人と犬の切なくも温かい、涙溢れる感動の実話。

「いのち」とは?「やさしさ」とは?一匹のセラピー犬と人が織りなすハンカチ必須の感動実話!

ラブラドールレトリバーのセラピー犬・りっぴさんがグループホームにやってきてから天国へ旅立つまでの4012日間を描いた物語。

入居者にやさしく寄り添い、その心を癒やしたり、ときにはお茶目な一面を見せて場を和ませたりと、りっぴさんの“働き”は、入居者はもちろん、スタッフたちの心も動かしていきます。

年をとり、体が自由に動かなくなってからも、入居者やスタッフのために懸命に働こうとするりっぴさん。
最後まで命を燃やし続けたりっぴさんは、その一生を通じてどんなメッセージを伝えたかったのか――。

現代では、犬は大切な家族の一員としてそれぞれの家庭であたたかく迎えられており、人間と犬との関係は、すでに深いものとなっています。これまで犬は、狩猟犬や盲導犬といった人間の活動をサポートする役割を担ってきましたが、近年は、セラピー犬のように、人間の精神的ケアを担う犬の活躍もめずらしくありません。

本書では、著者の体験した出来事をもとに、セラピー犬と人との交流が描かれています。グループホームにやってきたラブラドールレトリバーのりっぴさんが、ホームで過ごす人との触れ合いの中で、彼らのこころを癒したり勇気づけたりする感動の物語です。

りっぴさんと過ごした4012日 グループホームにやってきたあるセラピー犬との交流の物語

著者について

加藤 惠美子 / カトウ エミコ
リリーズ株式会社 代表取締役社長
1947年、山形県生まれ。1969年、山形県立高等保健看護学院を卒業後、聖隷浜松病院で看護師として勤務。
1971年、聖隷学園高等学校に移り、医療の現場で活躍する一方、看護科の教師として教壇に立つ。
勤務先の病院で訪問看護をスタートしたのをきっかけに、高齢者の生活サポートのニーズを感じ、2000年に独立。
訪問介護サービスをスタートする。
当初は病院勤務時代の患者が利用者の中心だったが、紹介などで徐々に増加。
2002年に訪問看護ステーション曳馬(現・有玉)、2004年にはグループホーム「グレイス有玉」、2009年に有料老人ホーム謝老夢を設立し、業務の幅を広げる。
独立当初から入居者のメンタルケアのためにアニマルセラピーの必要性を感じており、
2004年、グレイス有玉のオープンを機にラブラドールレトリバーのりっぴさんをセラピー犬として迎え入れる。