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トーマツ イノベーションが人事部・管理職・女性社員・職場メンバーという4つの層を巻き込み女性活躍推進を支援!

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トーマツ イノベーション株式会社は、女性活躍推進を目的に開発された教育プログラム全7編について、2017年6月よりサービス提供を開始すると発表しました。

集合研修を主な教育手法として人事部・管理職・女性社員・職場メンバーという4つの層を巻き込み、職場ぐるみの意識改革を行うことで中堅・中小企業における女性活躍推進を支援していくとのこと。

女性活躍推進のメカニズムを解明

トーマツ イノベーションは人材育成研究の専門家中原淳氏(東京大学 大学総合教育研究センター 准教授)との共同研究1において、7,000名を超えるビジネスパーソンに対する調査を通して企業における女性活躍推進のメカニズム解明を行い、以下のような調査結果を得たという。

  • キャリアトランジション(役割移行)においては、女性特有のつまずきポイントがあり、女性社員が昇進する際には人事部による細やかな支援が必要
  • 女性が働き続けたいのは平等、誠実で、残業見直しの雰囲気のある職場であり、男性中心の職場文化の見直しが必要
  • 職場文化見直しについて、具体的には、管理職が「負荷を可視化し、助け合いを評価し、責任ある仕事を任せ、長時間労働を評価しない」、女性社員は「自らの仕事の効率を高める、周囲に頼む、また頼めるように日ごろから働きかける」ことが重要

この調査結果を受け、トーマツ イノベーションでは職場ぐるみで働き方を見直すことにより企業の女性活躍推進を加速する教育プログラム全7編を中原准教授と共同で開発しました。

プログラムの体系は下表のとおりで、対象となる4つの属性に対して全社での教育実施を理想としていますが、企業の状況やニーズに合わせプログラムを組み合わせての提供も可能です。

教育プログラムの基本体系

人事部

「トランジションマップ2理解編」、「トランジションマップ実行編」

管理職

「マインドチェンジ編」、「職場環境整備編」

女性社員

「キャリアデザイン編」、「働き方見直し編」(主にワーキングマザー対象)

職場メンバー

「多様性理解編」

また、各プログラムは公開型または当社から企業へ講師を派遣しての集合研修(各編3時間~)を基本としていますが、状況に合わせてオンライン動画研修やデジタルツールを活用しての教育など、企業ごとのカスタマイズも実施します。

  1. トーマツイノベーション×中原淳 女性活躍推進研究プロジェクト(2017)
  2. 入社から管理職までの役割移行の間に注意すべきポイントなどをまとめた図