電気通信大学の坂本真樹教授(情報学専攻)は6日、東京・秋葉原を中心に活動する地下アイドルグループ「仮面女子」とコラボレーションした、イメージや色からAI(人工知能)を使って言葉を作る研究の成果発表として新曲を発表しました。世界初の試みとして、仮面女子メンバーの月野もあさんのイラストをもとに人口知能『AI仮面』が作詞した楽曲『電☆アドベンチャー』を初披露しました。
AI(人工知能)が作詞
仮面女子の人気曲「超☆アドベンチャー」をメンバーが曲のイメージで描いた絵や選んだ色から、電気通信大学の坂本真樹教授の「イメージや色からAI(人工知能)を使って言葉を作る」研究で、AIが作詞しました。
【電☆ アドベンチャー】
作詞:AI仮面(人工知能) 作曲:谷内翔太 編曲:佐々木久夫
メンバーの月野もあさんが代表曲「超☆アドベンチャー」から思い浮かんだハートや小鳥といった絵を描き、赤や黄などに着色。コンピューターに取り込み、AIが関連する言葉を選び出し、作詞しました。坂本教授は、「実際に歌ってもらうことで歌に生命が宿った」と感激し、月野もあさんは「想像力豊かな歌詞に驚いた」と語りました。
仮面女子とは
最強の地下アイドル:仮面女子
インディーズ女性アイドルとして日本初のオリコン一位、さいたまスーパーアリーナ単独ライブ15000人動員を達成した最強の地下アイドル異形とも言えるホッケーマスクをかぶったアイドル集団。芸能界に居場所が無くなった【選ばれなかった者達】が集まり、顔を隠すことで個人のアイデンティティを捨て、代償に群れとしての強烈なアイデンティティを手に入れた。自らを地下アイドルと名乗り、ライブ本数は年間1000本を超え現在地下アイドル最強の名を欲しいままにしている。