絶叫マシン好きなら誰もが一度は行きたいと憧れる遊園地といえば、山梨県にある富士急ハイランドです。

FUJIYAMAやええじゃないか、高飛車といった世界クラスの絶叫アトラクションが揃っており、一日中遊び尽くすにはフリーパスが欠かせません。

しかし、通常料金で購入するとそれなりの金額になるため、「少しでも安くチケットを手に入れたい」と考える方は多いはずです。

そこで今回は、富士急ハイランドのフリーパスを最も安く購入できる割引クーポンや、裏技的なセット券の情報を徹底的に比較・解説します。

富士急ハイランドのフリーパス通常料金と基本情報

割引情報を見ていく前に、まずは富士急ハイランドの基本的なチケット料金について正しく把握しておきましょう。

大人はいくら?年代別の通常チケット価格をチェック

富士急ハイランドは現在「入園無料」のシステムを採用しているため、アトラクションに乗らない付き添いの方などは無料で中に入ることができます。しかし、絶叫マシンを存分に楽しむならフリーパスの購入が必須となります。フリーパスの通常料金は、時期や曜日によって変動するダイナミックプライシング(価格変動制)が導入されており、大人(18歳以上)の場合はおおよそ6,000円から7,800円の間で推移しています。中高生は5,500円から7,300円、小学生は4,400円から5,000円程度となっており、ゴールデンウィークや夏休みなどの繁忙期は最高値に設定されることが一般的です。

ダイナミックプライシングが導入されたことにより、行く日によって「どこで買うのが一番お得か」という条件もわずかに変わってくるため、事前に公式カレンダーで自分が遊びに行く日の通常料金を確認しておくことが大切です。閑散期の平日であれば比較的安く設定されているため、可能であれば平日を狙ってスケジュールを組むだけでも、数百円から千円単位でチケット代を節約できる可能性があります。学生の場合は春休み期間中などは特別料金が設定されることもあるため、事前にしっかりとリサーチを行ってからチケットを購入する準備を進めましょう。

フリーパスに含まれるアトラクションと含まれないもの

フリーパスを購入すれば、園内にあるほぼ全てのアトラクションが乗り放題となります。FUJIYAMA、ええじゃないか、高飛車、ZOKKONといった四大コースターはもちろん、ナガシマスパーランドなどと並ぶ絶叫マシンの数々を何度でも楽しむことができます。さらに、絶望要塞などの人気体験型アトラクションや、トーマスランド内の乗り物もフリーパスの対象となっているため、ファミリー層にとっても非常にコストパフォーマンスが高いチケットと言えます。

一方で、フリーパスを持っていても別途料金が必要になる施設やサービスがあることには注意が必要です。例えば、日本最恐のお化け屋敷として名高い「戦慄迷宮」はフリーパス対象外となっており、別途時間指定券の購入が必要になります(フリーパスを持っていると割引価格で購入可能です)。また、混雑時に待ち時間を大幅に短縮できる「絶叫優先券(ファストパスのようなもの)」も、フリーパスとは別に購入しなければなりません。このように、自分が絶対に行きたいアトラクションがフリーパスに含まれているかどうかを事前に確認し、予算の総額を見積もっておくことで、現地での思わぬ出費を防ぐことができます。

事前購入がおすすめ!WEBチケット(前売り券)のメリット

富士急ハイランドに行くことが決まったら、当日窓口で購入するのではなく、事前にWEBチケットを購入しておくことを強くおすすめします。

アソビュー等を使ったチケットの買い方と入園までの流れ

現在、富士急ハイランドの前売りフリーパスは「アソビュー!」や「Yahoo!トラベル」などのチケット予約サイトを通じてオンラインで購入することが主流となっています。特にアソビュー!を経由して購入する場合、公式のWEBチケットとして扱われるため、通常料金よりも数百円安く設定されていることがほとんどです。購入方法は非常に簡単で、スマートフォンから遊びに行く日程を選択し、クレジットカードやPayPayなどで決済を完了させるだけです。

購入が完了すると、スマートフォンにQRコード付きの電子チケットが発行されます。富士急ハイランドでは顔認証システムを導入しているため、入園時にこのQRコードをかざし、その場で顔写真を登録するだけでスムーズにゲートを通過することができます。紙のチケットを発券する手間がなく、スマートフォンひとつで完結するため、現地での行動が非常に身軽になります。また、アソビュー!などのサイトでは、ポイント還元キャンペーンや初回割引クーポンが配布されていることも多く、それらを組み合わせることでさらにお得にフリーパスをゲットできるチャンスがあります。

当日券売り場に並ぶ時間のロスをなくして絶叫をフル満喫

WEBチケットを事前購入する最大のメリットは、チケットの割引額以上に「当日券売り場に並ぶ時間を完全にカットできる」という点にあります。富士急ハイランドは全国から絶叫ファンが集まる大人気テーマパークであり、特に土日祝日や学生の長期休み期間中は、チケット売り場だけで数十分から1時間以上の長蛇の列ができることも珍しくありません。せっかく朝早く到着しても、チケットを買うために並んでいる間に、人気アトラクションの待ち時間がどんどん伸びてしまうのは非常に勿体ないことです。

事前にWEBチケットを購入し、可能であれば顔写真の事前登録まで済ませておけば、到着後すぐに直接入園ゲートへ向かうことができます。この「朝一番の数十分」の差が、FUJIYAMAやええじゃないか等の超人気コースターに1回多く乗れるかどうかを左右すると言っても過言ではありません。少しでも安くチケットを買うだけでなく、限られた営業時間を最大限に活用するためにも、スマホからサクッと事前購入しておくスマートな入場スタイルを強く推奨します。

コンビニで買える富士急ハイランドの割引チケット

クレジットカードを持っていない学生の方や、現金払いを希望する方には、全国の主要コンビニエンスストアで購入できる前売り券が便利です。

セブンイレブンやローソンの端末操作で購入する方法

セブンイレブン、ローソン、ファミリーマートといった大手コンビニエンスストアでは、店内に設置されているマルチコピー機やLoppiなどの専用端末を使って、富士急ハイランドの前売りフリーパスを購入することができます。端末の画面から「チケット・レジャー」などのメニューを選び、「富士急ハイランド」で検索して該当のチケットを選択します。画面の指示に従って操作を進め、印刷されたレシート状の引換券をレジに持っていき、現金や電子マネーで代金を支払うことでチケットが手に入ります。

コンビニの前売り券も、通常の当日券より数百円安く設定されていることが多く、交通費やお土産代の足しにすることができます。また、学校帰りや仕事帰りに近所のコンビニで24時間いつでも発券できるという手軽さも大きな魅力です。ただし、コンビニで発券されるチケットはあくまで「前売り券」であるため、ダイナミックプライシングの日程間違いなどには注意が必要です。自分が遊びに行く日の正確なチケットをしっかり選んで購入するようにしてください。

コンビニ発券のメリットと注意すべきキャンセル規定

コンビニ発券のメリットは、なんといってもクレジットカードを所持していない高校生や大学生でも、現金で割引価格のチケットを事前に入手できる点にあります。友達同士で遊びに行く際にも、それぞれが近所のコンビニで自分の分を買っておくことができるため、現地での金銭のやり取りや集金の手間を省くことができます。また、紙のチケットが手元に残るため、「これから富士急に行くぞ!」というワクワク感を視覚的にも楽しむことができます。

一方で、コンビニ発券チケットの最大の注意点は「キャンセルや払い戻しが非常に困難、あるいは不可能な場合が多い」ということです。アソビュー!などのWEBチケットであれば、前日や当日朝までキャンセルが可能なシステムになっていることが多いですが、コンビニの紙チケットは一度発券してしまうと、自己都合での払い戻しは原則として受け付けてもらえません。急な体調不良や悪天候による予定変更のリスクを考慮すると、天候が確実になった数日前に発券するなどの工夫が必要です。

クレジットカードや会員優待を利用した割引術

すでに持っているクレジットカードや会員証を提示するだけで、通常料金から割引が適用されるお得な優待サービスも多数存在します。

エポスカードやイオンカード会員なら絶対に見逃せない優待

日常のお買い物で何気なく使っているクレジットカードの中に、実は富士急ハイランドの割引優待が含まれていることは少なくありません。代表的なものでは「エポスカード」や「イオンマークのカード」などがあります。これらのカードを所有している会員は、専用の優待サイトを経由してチケットを購入するか、窓口でカードを提示(決済)することで、通常料金から数百円の割引を受けることができます。特にエポスカードは、遊園地やレジャー施設の優待が非常に充実していることで知られています。

年会費無料のクレジットカードを持っているだけで割引が適用されるため、これを利用しない手はありません。ただし、割引を受けるためには「カード会員本人のみが対象」なのか、「同伴者何名まで対象」なのかといった細かい利用条件がカード会社によって異なります。また、窓口での購入時に割引になる場合、前述の「チケット売り場に並ぶ時間のロス」が発生してしまうため、事前に専用サイトからWEBチケットとして割引価格で購入できるかどうかを確認しておくことが、賢く楽しむためのポイントです。

JAF会員証の提示で同伴者も一緒にお得になる割引サービス

車を運転する方にとってはお馴染みのロードサービス「JAF(日本自動車連盟)」の会員証も、富士急ハイランドでの強力な割引ツールとなります。JAF会員であれば、会員証(またはスマートフォンのデジタル会員証)を提示することで、フリーパスの料金が割引になるサービスが常時提供されています。JAF優待の素晴らしいところは、会員本人だけでなく、同行する家族や友人などの同伴者も(最大5名程度まで)一緒に割引対象になることが多い点です。

例えば、車に乗り合わせて4人のグループで富士急ハイランドへ向かう場合、運転手がJAF会員であれば、全員が割引価格で入場できるため、グループ全体のトータル出費を大きく抑えることができます。ガソリン代や高速道路の料金がかかるドライブ旅行において、この割引は非常に助かります。JAF会員の方向けの会報誌「JAFMate」や公式アプリには、定期的に特別割引クーポンが配信されることもあるため、お出かけ前には必ず最新の優待情報をチェックしておくことをおすすめします。

電車やバスを利用するならセット券が圧倒的に安い

マイカーではなく公共交通機関を利用して富士急ハイランドへ向かう場合、交通費とチケットが別々になったプランよりも「セット券」を選ぶのが最強の節約術です。

富士急行線などの往復乗車券がセットになったお得な切符

電車を利用してアクセスする方にとって絶対に見逃せないのが、鉄道会社が販売しているお得な往復乗車券とフリーパスのセットプランです。例えば、JR線や富士急行線を乗り継いでいく場合、新宿駅などの主要駅から富士急ハイランド駅までの「往復の乗車券+特急券」に「フリーパス」が組み合わさった企画乗車券(Qパックなど)が販売されています。これを購入すると、それぞれを単独で正規料金で支払う場合に比べて、数千円単位で安くなることが珍しくありません。

鉄道セット券を利用する際のメリット
  • チケットと交通費のトータルコストが大幅に抑えられる
  • 帰りの切符を買う手間がなく、遊び疲れてもスムーズに帰宅できる
  • 渋滞のリスクがなく、予定通りの時間に到着・帰宅が可能

鉄道セット券は、みどりの窓口や券売機、または旅行会社の窓口で購入することができます。渋滞に巻き込まれる心配がないため、開園ダッシュを決めたい方や、閉園ギリギリまで遊び尽くしたい方にとって、非常に利便性が高くコストパフォーマンスに優れた選択肢と言えるでしょう。

新宿発などの高速バスとフリーパスがセットになったプラン

関東圏から富士急ハイランドへ行く際の最もポピュラーな交通手段の一つが、新宿や東京、横浜などから出ている「直行高速バス」です。この高速バスの往復乗車券とフリーパスがセットになった通称「得Qパック」は、富士急ハイランドを安く楽しむための王道中の王道プランとして知られています。高速バスは乗り換えなしで遊園地の目の前まで連れて行ってくれるため、移動が非常に楽である上、セット料金の割引率が非常に高いのが特徴です。

時期や出発地にもよりますが、通常料金でフリーパスと往復バス代を払うより、数千円安く設定されていることがほとんどです。さらに、バスの中で仮眠をとることができるため、万全の体調で絶叫マシンに臨むことができます。ただし、週末や連休中は中央自動車道の渋滞によって到着時間が遅れるリスクがある点には注意が必要です。確実に早く到着したい場合は電車を、とにかく安さと快適さを求める場合は高速バスのセット券を選ぶというように、目的に合わせて使い分けるのがベストです。

富士急ハイランドのフリーパス割引情報まとめ

富士急ハイランドのフリーパスを安く購入するための情報を比較・解説してきました。現在のダイナミックプライシング制度のもとでは、行く日によって料金が変動するため、まずは公式カレンダーで基準となる価格を確認することが第一歩です。

その上で、クレジットカードをお持ちの方やスマホで完結させたい方は「アソビュー!」などのWEB前売り券を利用して、割引と並ばずに入園できるメリットの両方を享受するのが最も賢い選択です。学生の方や現金派の方は、近所のコンビニ端末を活用しましょう。また、公共交通機関を利用するなら、交通費とチケットが一緒になった「得Qパック」などのセット券を利用することで、トータルの出費を劇的に抑えることができます。

自分の移動手段や持っているカードなどを照らし合わせ、最も自分に合った割引方法を見つけて、富士急ハイランドの絶叫アトラクションを心ゆくまでお得に楽しんできてください。