京都市に本社を置く電気自動車の開発・販売を行うGLM株式会社が、日本初の量産EVスーパーカーとして2019年の量産を目指す『GLM G4』を、想定価格4000万円で販売すると発表しました。販売台数は1000台を目指しています。
GLMとは
GLMは、2010年にグリーンロードモータースとして生まれた電気自動車開発のベンチャー企業。京都大学のEV開発プロジェクト『京都電気自動車プロジェクト』を母体に、2014年には京都生まれの伝説的スポーツカー『トミーカイラZZ』をEVスポーツカーとしてリリースした実績をもち、2015年には世界的なモータースポーツイベントである、イギリスのグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでトミーカイラZZを走らせました。
開発拠点は京都府にありますが、米アップルのように自社工場をもたないファブレス経営の形態をとっています。
GLM G4
「GLM G4」は専用開発の高効率・高出力モーターを車両前後に2機搭載した四駆スーパーカーで、最高出力400kw/540馬力、最大トルク1000Nmを発揮。0-100km/h加速は3.7秒、最高速250km/h、航続距離は欧州の標準試験モードであるNEDCで400kmを実現します。
また、外観はクーペスタイルながら、4ドアかつ4シーターを実現。スーパーカーのルーフラインを保ちつつ、4人の乗員がくつろげる快適な空間を確保しており、新時代のグランドツーリングカーとして開発を進めるという。内装は白を基調に、優美に仕上げられています。